電磁波と自律神経の関係

先日、日本電磁波協会(EMFA)のZoom会議に参加した際、電磁波と自律神経との関係のお話を聞きましたので、今日はその辺のお話をしたいと思います。

 

電磁波による健康被害で、よく聞きますのが「睡眠障害」です。

夜眠れないや寝た気がしないなど、誰もが一度は経験があると思います。私自身、季節の変わり目など、よく不眠症に陥ります。

睡眠障害や不眠症などの「夜眠れない」症状のすべてが電磁波による物とは言いませんし、電磁波による直接的な症状とも思いません。

「夜眠れない」症状の原因が「自律神経」のバランスが崩れているからだと、この間のZoom会議で教わりました。

 

電磁波は、あらゆる電化製品から出ております。特に人体に対して電場の影響は少なからずあるかと思います。

・皆さんは、夜寝るときにスマホはどこに置いてありますか?

・夜寝ているときは、スマホは恐らく充電したままではないですか?

・スマホのアラームで朝起きるため、スマホは枕元に置いてありませんか?

 

スマホ事態からは低周波電磁波(電場)は、ほとんど出ておりませんが、充電中は充電器を100Vコンセントに挿しているためにスマホからかなりの低周波電磁波(電場)が出ております。

電場は電気エネルギーですので、床などを伝って人体にも帯電を起こします。この帯電の影響で、自律神経のバランスが崩れ、「夜眠れない」「寝た気がしない」などの症状が現れるとの事でした。

自律神経は、昼間や活動しているときに活発になる「交感神経」と、夜間やリラックスしているときに活発になる「副交感神経」の2種類があります。

夜眠る際は「副交感神経」が働き、昼間の仕事中などは「交感神経」が働くわけですが、このバランスが崩れ、布団に入っても「交感神経」が活発に働くと、なかなか寝付けない状況に陥ります。

この「副交感神経」と「交感神経」のバランスが崩れると、「うつ」「自律神経失調症」「起立性調節障害」「パニック障害」等になるリスクが高くなります。

 

「副交感神経」と「交感神経」のバランスが大事なのは分かって頂けましたか?

 

では、対策ですが、簡単です。

スマホを充電しながら枕元に置くのはやめましょう!!

どうしても枕元に置きたいのであれば、最低でも頭から40cm以上は離してください。40㎝以上頭から距離を置けば、電場の影響は大分低くなります。

 

また、深呼吸も単純な方法ですが、効果的です。

息を吸っているときは「交感神経」が働き、息を吐いているときは「副交感神経」が活発になります。

単純にゆっくりと深呼吸すれば、「交感神経」と「副交感神経」とのバランスを整える事が可能です。

 

では、なかなか寝付けないなどの症状でお困りの方は、ちょっと試してみて下さい。

 

 

 

 

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井出 泰彦