電磁波測定器の使い方
電磁波測定器「TM-190」の使用方法のご説明を致します。
とても簡単ですので、感覚的にご使用できると思います。
まずは、測定器液晶画面下にある3つのボタンの中央の大きなボタンを軽く押すと電源が入ります。
電源が入りますと、上記のような画面になり、上から磁場(低周波電磁波)の数値、真ん中が電場(低周波電磁波)の測定値、下が高周波測定値の数値になります。
低周波電磁波(磁場・電場)の測定
では早速、低周波電磁波から測定します。
自前のノートパソコンでの数値を測定してみます。このノートパソコンは100Vコンセントに接続してあり、アースは取っていません。
電磁波測定器「TM-190」をノートパソコンに近づけてみます。
すると、磁場・電場とも数値が上がってきました。
今度はそのまま測定器を遠ざけてみます。
すると磁場・電場とも数値が下がってきます。
この、「離れると数値が下がる」と言う事が大事で、もし電磁波を気になさるようでしたら、家電製品から距離を置くと言う事が、一番簡単な「電磁波対策」となります。
次はスマホを測定してみます。スマホですと「高周波電磁波」を気にする方が多いと思いますが、100Vコンセントから充電中ですと、家電製品と同じで「低周波電磁波」が発生します。
画像をご覧の通り、充電中のスマホの電場が441V/mと高い数値が表示されました。
スマホを測定したまま充電ケーブルを外すと、電場の数値が3V/mまで下がりました。
100Vコンセントの測定
テレビの測定
空気清浄機の測定・・・
こんな感じで、色々な家電製品を測定してみて下さい。
特に人体に接する時間が多い家電製品(ホットカーペット・電気毛布など)は、直接肌に接する時間が長い分、人体に影響が出る可能性が高いと言われておりますので、実際に測定してみてはいかがでしょうか?
高周波電磁波の測定
今度は「高周波電磁波」を測定してみます。
注意して頂きたいのは、高周波電磁波は測定できても、何の電磁波なのか特定するのは難しいです。
今回は分かりやすく、自宅にある「WiFiルーター」に電磁波測定器を近づけて測定してみます。これだけ近づけて測定すれば、間違いなくWiFiの電磁波(電波)ですから。
こちらも近づけると数値が上がってきます。右側には時間別に棒グラフが表示されるようになっており、数値が高くなると警告音がなるようになっております。
測定中に左ボタンを押すと、数値がホールドされて表示されます。
使用後は電源ボタンの長押しで電源が切れます。
電磁波測定器「TM-190」は簡易的に電磁波を測定する物です。
人体に帯電している電気の影響を受けて測定してしまうため、本来なら人体のアースを取りながら測定する方がより正確に測定できますが、アースを取りながらの測定も大変ですので、測定された数値は参考値程度に思っていただけると幸いです。
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