三島市内のご新築にて電磁波測定を行いました。

三島市内にて、ご新築中の物件にて、電磁波測定を行いました。

施主様からのご依頼で、まだ建築途中ですが、電磁波の影響を調べてほしいとの事です。

 

建築途中ですと、まだ電気が受電していないと測定はできませんとお伝え致しましたが、仮設での受電はしているとの事で、建築会社様の許可を頂き、測定する事となりました。

現地に到着しましたところ、建物自体はほぼ完成しており、施主様のおっしゃる通り仮設での受電はしておりましたので、電磁波の測定は可能です。

施主様と一緒にご新居の中に入り、1階から順番に電磁波の測定を行っていきます。

三島市電磁波測定

電磁波測定器「FM-10」を使用しての電磁波測定となります。

画像のように、壁や床の電磁波を測定していきます。壁ですと100Vコンセント周辺を中心に測定しましたが、それほど高い数値は出ませんでした。

ちょっと安心です。

三島市電磁波測定

床には全面的に床暖房が入っていますが、こちらのお宅の床暖房は「ヒートポンプ式床暖房」です。簡単に言うと温めたお湯を床下に循環させて床を温める方式ですので、電磁波はほとんど出ないと思われます。

実際にはまだ床暖房の屋外機が設置されておりませんでしたので、床暖房を稼働させる事ができず、電磁波の測定はできませんでしたが、この事を施主様にお伝えすると、大変安心なさっておられました。

やはり床暖房を一番気になさっておられたようです。

今度は2階の電磁波測定を行います。

通常、2階には寝室や子供部屋などの居室がある事が多く、睡眠など長時間滞在するお部屋ですので、1階より2階の方が重要です。

特に2階床下には1階用の電気配線が蜘蛛の巣状に配線されていますので、1階床よりも2階床の方が電磁波が多く検出される事が多いです。

その辺りを入念に測定しましたが、2階寝室奥のクロ-ゼットの床で高い数値が出た物の、寝室や子供部屋の床ではそれほど数値は高くありませんでした。

理由ですが、クローゼットの真下が洗面所になっており、そこに分電盤がありましたので、当然、電気の配線が集中しており、高い数値が出た物と思われます。

ただ、クローゼットですので、長時間滞在する事もほとんどありませんので、電磁波の影響は気にしなくてよいでしょう。

寝室・子供部屋については、思った以上に数値が低かったので、ちょっとビックリしましたが、こちらの建物は、1階と2階の間にも、分厚い断熱材が入っており、その断熱材の下に電気配線が通っていましたので、結果的に電気の配線と床との間にかなりのスペースが生まれたため、その分、電磁波の影響が低くなった物と思われます。

 

結果的に、建物自体の電磁波の影響は比較的に低いと判明致しました。

あとは、お引越し後の家電製品の使い方(例えば、コタツや電気毛布など)を気を付けて頂ければ、問題ない事をご説明して、今回の電磁波測定は終了です。

 

 

 

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井出 泰彦